おうちで映画時間。

アマプラなどで見た映画の感想を書いています。

映画感想『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』ポップでキャッチーでスリルな映画

 

『元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件』2020年

 

友人の結婚式のために、以前1年間暮らしていた南の島に訪れたサラだが、

結婚式に向かうフェリーに乗り遅れ急遽小型飛行機で向かうことに。

そこに乗り合わせたのは元恋人のジャクソン。

サラと元カレは気まずいながらも一緒の飛行機へと乗るが、

飛行中にパイロットが心臓発作で亡くなってしまい…。

 

以前邦題が話題になったなぁ、と思いながら視聴を開始。

タイトルのキャッチーさと、フォントのポップさからは

想像もつかないようなハラハラスリル満点の映画でした。

 

上空6000mでパイロットが死んでしまい、取り残されたのは乗客ふたり。

そんな状況怖くないはずがありません。

頼みの綱は以前何度か操縦を教えてもらったというサラひとり。

と思いきや、元カレであるジャクソンもなかなか頭が良く、

二人三脚でピンチを脱していこうというストーリーです。

 

嵐に遭ったり、高所障害を発症したり、燃料が漏れ出てしまったり、

とにかくピンチが終わったと思ったら、またピンチの連続。

閉鎖された空間で次々起こるアクシデントの連鎖。

やすむ暇なんてありません。

 

純粋にスリルを味わう映画なのかな。

こういうタイプの映画を見るのは初めてなので新鮮でした。

頭を空っぽにして見たいときとかにいいかもしれない。

特に大きくて深い物語があるわけではないけれど、

元カレとの関係が良い方に向かっていくのはちょっとほのぼのしました。

なんだろう、このふたり本当お似合いというか。

相棒感がいいというか。

 

たびたび飛行機の外に出たり、ラム酒を燃料にしたり、

と「ええ!!??」と驚くようなシーンもあり。

伏線というべきか前振りというべきか、そういう類いの張り方が

大胆すぎてわかりやすいというのもおもしろポイントだったかも。

 

それから。

てっきり飛行機が不時着してどこかでサバイバルする話だと思ってたんですが、

まっっったく違くて、それもおもしろかったです。