おうちで映画時間。

アマプラなどで見た映画の感想を書いています。

映画感想『パディントン』コミカルで優しい小グマと一家。

 

パディントン』2016年

 

かつてペルーの地を訪れた探検家に会うため、遠く離れたロンドンへとやってきた子グマ。

彼はそこでとある一家と出会い、家へと迎え入れられる。

パディントンと名付けられた子グマは、人間の一家と暮らすがトラブル続き。

そんな中、パディントンを狙う謎の女性が現われて…。

 

ちょっと元気が出ないな。明るい気分になりたいな。

そんなときにぴったりの映画でした。

 

大好きなおじさんおばさんと別れて、遠いロンドンにひとりでやってきた子グマ。

昔にとある探検家から告げられた「ロンドンに来たら歓迎するよ」という言葉を信じて。

だけれど現実は厳しくて、誰も子グマに見向きもしない。

そんな中で唯一声を掛けてくれたのがブラウン一家でした。

一晩だけ、が、探検家を探すまで、になり、そのうちかけがえのない家族になっていく。

そんな過程がいろいろなトラブルとともに描かれていました。

 

コメディ要素たっぷり、ほっこりするエピソードもあり、

そして大迫力!?なアクションシーンもあり、見応えたっぷりな映画でした!

パディントンもブラウン一家も個性がすごくて見ていて笑顔になっちゃいます。

ブラウン家のお隣さんがちょっと意地悪なんだけど憎めない感じで好きだなぁ。

全体的にアニメ映画を実写で見ている感じ。コミカルでおもしろいです。

ウォールステッカー(?)の花びらが散ったり、

テレビの画面に入るとそこはペルーの地だったり、

素敵な演出もたくさんあって、目で見て楽しいシーンがいっぱいでした。

 

そしてなによりパディントンがかわいい!!

紳士っぽく振る舞っているはずなのに、まったく紳士じゃなくて。

人間社会が初めてだからなにもかもに戸惑ったり、トラブルを起こしたり。

帽子とコートを着ているそのビジュアルがとにかく可愛いですね。

それから、テディベア風のスタイルじゃなくて、

毛並みのごわごわ感といいますか、そういうところもなんか好きです。

 

パディントンと出会ってブラウン一家がだんだんと変わっていく様子や、

ブラウン一家にとって、パディントンが大切な存在になっていく様子など、

コミカルに、だけれど丁寧に描かれていて心が温かくなりました。

続編もいつか見たいなぁ。

元気が出ないときに!!