おうちで映画時間。

アマプラなどで見た映画の感想を書いています。

映画感想『オリエント急行殺人事件』善なのか悪なのか。

 

オリエント急行殺人事件』2017年

 

名探偵であるエルキュール・ポアロは、ある日寝台列車オリエント急行に乗ることとなる。

しかし旅の途中に雪崩に遭い列車は脱線。

おまけに列車内のひとりの乗客が刺殺されるという事件も発生してしまう。

容疑者は乗客全員。そして乗客たちにはアリバイがあり…。

 

推理モノやミステリーに疎い私でものめり込むように見ることができた作品でした。

というのも、主人公であるポアロのユニークなキャラクター性、

そしてオリエント急行に乗る個性豊かな乗客たちによるドラマのおかげかもしれません。

小難しいことは考えずに見れる作品だな、と感じました。

 

舞台はオリエント急行という寝台列車

一期一会の旅に乗り合わせた名探偵ポアロと車掌を合わせた13人。

そんな中でラチェットと名乗る人物が何者かによって刺殺されてしまう。

雪崩被害で立ち往生する中、ポアロは推理を始めます。

 

この作品、最初に書いた通りポアロのキャラクター性がとっても良い!!

紳士でありながらも、細かいことが気になる性格。

個性的な髭に、手に持つステッキ。(杖というよりステッキっていう感じ!)

名探偵ということに絶対的な自信を持っていて、序盤で華麗に事件を解決する姿がとてもかっこいい!!

ポアロを始め、この作品の登場人物はどことなくアニメチックだな、と思ったり。

それは人物の性格であったり、もしかしたら役者さんの演じ方にもよるのかもしれないです。

そういうこともあってか、「推理モノか…、自分に見れるかな?」と身構えていた私でもすぐに「面白い!!」と惹きこまれたのだと思います。

 

映像も本当に素晴らしくて。

特にオリエント急行の発車シーンはまた見たい!!と思うほど。

素敵な寝台列車を見送る人々。街や自然を背景に走る列車の姿。

胸がわくわくするような、そんな印象深いシーンとなっています。

電車で旅に出たくなるような、そんな心踊るシーンでした。

 

さて。冒頭にも書いた通り、私はほぼミステリーや推理モノを見たことがありません。

見たことあるのは、お婆ちゃんと一緒に見た火曜サスペンス劇場とか、はぐれ刑事とかをほんの少し。

だからこのジャンルに関しては全然知識がなくて。

今回見たオリエント急行の結末に、本当にびっくりしてしまいました。

こういう結末ってほかにもあったりするのだろうか?

 

ポアロの挫折だったり、登場人物の複雑な関係性だったり、

物語が進むごとに、ハラハラしたり、驚いたりと感情が忙しく動きました。

推理モノと言っても、ずーっと容疑者の話を聞いているだけじゃなくて、

アクションシーンもたくさんあって面白かったー!!

 

見れば見るほど「ポアロさん!!!かっこよすぎる!!!」

となった作品でした。

 

これを機にほかの推理モノ映画も見てみようかな。