『ヴァチカンのエクソシスト』2023年
ローマ教皇からの依頼を受け、悪魔祓いへと向かったアモルト神父。
場所は修繕を行っている最中の古い修道院。
そこにいたのは悪魔に取り憑かれたと思われる少年だった…。
お呼びとあらばスクーターをかっ飛ばす神父!!
神父服でスクーターに乗り、修道院へと向かう神父。
画になるし、ものすごいかっこよかった!!
なにせこのアモルト神父、とにかくガタイがいい!!!
普通に物理で殴れそうな勢い!!
エクソシスト物って全然見たことがないけれど、わかる。
たぶん、こんな体格良くて見るからに強そうな神父はいないって。
(いたらごめんなさい)
作中のお話だと、本物の悪魔に取り憑かれている可能性があるのは2%らしい。
そして今回、アモルト神父が助けようとしている少年は、
どうやら本物の悪魔に取り憑かれているとのこと。
すでに修道院にいた神父とマースとともにアモルトは悪魔祓いをすることに。
なんだか怖そうだな、と思って見る勇気が出なかった作品だけれど、
実際見てみると、そこまでホラーな演出もなく、見やすかったかな。
修道院に隠された秘密だとか、少年の姉、そして母との関係性だとか、
とても強いアモルト神父の弱みだったりだとか、
ホラー以外の要素もたくさん詰め込まれていて見応えたっぷりでした。
特にラストのほうは演出も派手だしもはやアクション映画!!
少年や家族を救うために自ら犠牲になるアモルト神父(超かっこいい)、
今までダメダメだったのに、大事なところで覚醒するトマース神父。
いやー、めちゃめちゃにかっこいい!!
これ、バディ物だったんだ!!!と。
続編が作れそうな終わり方だったので、
2があったらぜひ見たいなぁ。
アモルト&トマースの凸凹コンビ感がクセになる映画でした。